国士舘大学文学部は、2021年に創設55周年を迎えました。人文学という伝統的な学問分野に関わる学部にして、今日的な課題にも対応する多種多様な広い領域を研究対象としています。将来を見据えた魅力的な学部とするために、これまでの伝統と資産を継承しながら、2018年度入学生より3学科5コース(教育学科:教育学、初等教育/史学地理学科 : 考古?日本史学、地理?環境/文学科 : 日本文学?文化)に再編し、新たなカリキュラムを開始しています。
文学部の各学科は、個性的で専門性の高い学問分野を持っています。それぞれの専門領域で深く学ぶだけでなく、多様な広がりを持つ周辺領域との有機的な繋がりのなかで学修することが可能です。例えば、教育者を目指すとした場合、理論や実践に重きを置けば教育学科(初等教育課程?中等教育課程)、教科教育を考えれば教育学科(保健体育?養護?特別支援)、史学地理学科(社会科?地理歴史)や文学科(国語科?書道)を選ぶことが可能です。
一方で、社会教育主事、博物館学芸員、図書館司書?学校司書などの資格とともに、より専門性を問われる考古調査士、測量士補、GIS学術士、地域調査士(史学地理学科のみ)の資格も習得することができます。50名を超える教員の多様で独創的な研究に導かれ、徹底した少人数教育の中で、社会に通用する専門的知識と人文学の幅広い知見を身に付けることができるでしょう。