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文学部史学地理学科地理?環境コースMAJOR IN GEOGRAPHY AND ENVIRONMENTAL STUDIES地理学に主軸を置きながら、環境問題の最新課題に取り組む。STUDENT?S VOICE内倉 彩希印象に残っている授業は?地理学を専門的に学びたいと思い、本コースを志望しました。興味深く学んだ授業は「地理情報システム」です。GIS※を駆使し、利用目的に応じたテーマを表現する主題図を作成します。課題も多く苦労しましたが、しっかりと技術が身に付いたと実感しています。ゼミでは何を探究していますか?長谷川 均先生のゼミに所属しています。3泊4日の「地理学野外実習C」では、砂浜の粒度分析とドローンを用いた地形図を作成、空中写真を用いて海岸線の変化の抽出も行いました。卒業論文作成の際に必要な調査?解析方法を学ぶことができ、自らの成長を感じることができました。将来のビジョンを教えてください。地方公務員になりたいという夢があり、公務員採用試験対策講座を受講しています。一方で、本コースの学びで養った知識と技術を活かして、国土地理院の技術職に就くことにも興味が湧いています。現在は、2つの夢に思いを馳せながら学問探究を続けています。神奈川県私立聖園女学院高等学校 出身人文地理と自然地理のほとんどの分野をカバーしており、地理と環境を総合的に学ぶことができ、地球環境、都市開発、景観形成、地域振興など現代社会の諸問題にも取り組みます。必修の「野外実習」で、現地調査やフィールドワークの方法を学ぶほか、海外研修も実施しています。地理学の授業や「野外実習」を通してデジタルマッピング技術を修得できたことで将来の新しい選択肢が増えました。学びの特色情報通信技術を活用した授業地理?環境領域にとって専門性が高く、同時に基礎的分野といえる地図学、リモートセンシング(RS)、地理情報システム(GIS)などの授業が充実。授業では1人1台のパソコンを自由に使える環境を整え、このコースならではの実習を行っています。1学びの特色「野外実習」や「海外研修」の場も1年次から3年次まで3回の「野外実習」を必修とし、現地調査の体験?体得を十分に行います。また、「海外研修」への参加も可能です。これまで、フィリピンや台湾?中国などで、学生同士の交流や実習などの海外セミナーを開催しました。2学びの特色ゼミナール形式の少人数教育1年次の「地理学入門ゼミ」や2年次の「地域調査法」「自然環境調査法」では、少人数制で先生と対話しながら研究の基本を学びます。3?4年次では、1?2年次で得た基礎知識をもとに、議論や研究をゼミナール形式で展開します。3STUDENT?S VOICE神奈川県私立聖園女学院高等学校 出身Pick Up授業地生態の地理固体地球と大気との境界線である地表は、気候、地形?地質、生物?人物活動が生じる場であり、それらの相互的な作用と歴史は地表に生成する「土壌」に記録されています。授業では土壌の特徴を学び、その生成と自然環境について考えます。地理情報システム入門地理の授業にとって地図?主題図は重要なツールであり、近年ではその製作にコンピュータを利用しています。本授業では、主として主題図製作作業の実践を通じて、コンピュータを活用したデジタルマップの製作方法を学びます。主な就職先地方公務員/東京都交通局/エイブル/エム?ワン/大田花き/オークラヤ住宅/カスミ/コストコホールセールジャパン/JAちば東葛/四国旅客鉄道/中部土木/日の丸交通/パスコ/東日本旅客鉄道/福山通運/武揚堂/北海道旅客鉄道 ※法人の種類(「株式会社」など)は省略※ Geographic Information System世田谷キャンパス史学地理学科在籍学生数:731名 ( 男子:553名 / 女子:178名 )DATA52

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