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理工学部理工学科機械工学系MECHANICAL ENGINEERING COURSEものづくりを通して、問題解決力ある「知」を養う。STUDENT’S VOICE荒川 昂佑国士舘大学の本学系を選んだ理由は?機械やロボットなど、ものづくりに興味がありました。そこで、あらゆる工業分野において必要とされる機械工学の基礎知識や技術を身に付け、その知識に自分のアイデアを付加してものづくりに活かすことができそうな機械工学系に進学しました。研究室での研究テーマは何ですか?神野 誠先生の研究室で「海洋ゴミを自動で回収するロボットの開発」を行っています。専門知識を集め、考察を繰り返すのは大変な作業ですが、企業での実務経験豊富な先生方からの生きた知識をヒントに、自身のアイデアをロボットに込める作業に、大きな充実感を得ています。将来のビジョンを教えてください。将来は起業をして、海洋が抱えているゴミ問題を、より多くの方に伝えるための活動を展開し続けることが夢です。私は、本学系で挑戦と継続の重要性を学びました。まずは、日本全体に、さらには世界へとこの問題を発信していきたい。私の挑戦は始まったばかりです。東京都立大森高等学校 出身「機械工学」は、あらゆる工業分野において必要とされ、科学技術を支えていくために不可欠な学問です。プロジェクト教育形式の実習授業を通じ、機械システムを実現するための基礎である機械工学について具体的に体得し、工業社会を支えることのできる人材を育成します。ものづくりのための知識や技術を身に付け、将来は、海洋が抱えるゴミ問題を世界へ発信する活動を展開するのが夢です。学びの特色機械工学の基礎知識と表現方法を修得機械工学の基本である「熱力学」「流体力学」「材料力学」「機械力学」を修得。「機械設計製図およびDTPD(Digital Technical Product Documentation)」の授業を通して、自分のアイデアを表現するための機械設計製図の基本技術も身に付けます。 1学びの特色知識?技術を提案?実践プロジェクト形式学んだ知識?技術は活用することでしっかり身に付きます。そこで、プロジェクト形式の学びを充実させて実施。自動車やロボットの設計製作とその評価をはじめ、実際に手を動かして、ものづくりを体験することで「問題を提起し、考え、解決する力」が着実に養われます。2学びの特色豊富な実験?演習で即戦力を養う3D?CADや最新設備を使った豊富な実験?演習で、専門知識に加えて、問題を分析?解決する力と実行力を訓練。国内外で開催される学生向けレーシングカーコンペティション「Formula SAE」にも参加しています。3STUDENT’S VOICEPick Up授業基礎ロボット工学本授業では、ロボットシステムに関して幅広い知識を得るとともに、ロボットシステムの要求仕様や設計仕様が与えられた時に、運動学や制御方法などを考慮したうえで、ロボット本体の設計を行うことができる基本知識を修得することを目標にしています。研究開発プロジェクト基礎各研究室に分かれて、プロジェクト形式で卒業研究に向けた専門知識の修得と実践的な技術開発?研究の進め方を学ぶ授業形態です。単独または小グループで実践する研究テーマを決め、担当教員のサポートを受けながら、計画を立案し、研究を進めます。主な就職先アルプスツール/ANAエアポートサービス/エフテック/小倉クラッチ/小田急電鉄/河西工業/山洋電気/シチズンマシナリー/スズキ/ダイダン/タチエス/中電工/電気興業/東海旅客鉄道/東芝エレベータ/東洋電装/ナスカ/日産自動車/日産車体/日本電産/日本電産エレシス/日本メタルガスケット/野口精機/パナソニックITS/日立Astemo/フジキン/ポーライト/ミツトヨ/美和ロック/YKK AP※法人の種類(「株式会社」など)は省略?カリキュラムはP.39へ世田谷キャンパス32

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